コンサルティングの仕事をやっていると、納期と品質の狭間で揺れ動くコンサルタントを良く見かけます。それは大体二つのパターンに割れることが多いと思います。
①品質は落として(意図しようがしまいが)でも、スピード重視!(納期間に合わせる)
②徹夜してでも、品質と納期を守る!
何もコンサルティングの現場に限らず、経理や営業、システム開発、接客など様々な業務でもおきることなんですが。。
例えば、明日の朝9時に提出する資料(接客なら着替え、店舗オープン準備)が、まだ6割の出来上がりで現在23時45分。
終電は後20分に迫っており、残り4割を仕上げるには2時間かかる状況。(接客ならオープン前)
あなたなら、どうしますか??
①は比較的若手の方に見られる傾向です。
納期に遅れることが怖い(上司、お客様、同期、チームの仲間)ため、取り急ぎ体裁を繕った品質(接客なら掃除、身だしなみを適当にして)でアウトプット。急ぐあまり本来であればじっくりやれば避けられている、資料の見直しや誤字脱字、準備不足などたくさんのケアレスミス(接客なら、顧客の不満・信頼喪失)が生まれます。
②はプロ意識を持った方でしょうか。
ガンバリズムはあまり推奨しないのですが、業務においてトラブルや想定外の事態はつき物でその時にどういった行動をとるのかが明暗を分けると思います。それは業績であったり、自分の成長であったり。私も以前のブログ(コンサルタントの価値)で書いていますが、「残業」を推奨しません。
さて、先ほどの質問の私の対応をお伝えします。
私なら、次の2つのパターンで対応すると思います。
①終電を逃してでも、そのまま仕上げる。(その後はタクシーか宿泊・・・)
②翌朝早朝の対応で仕上げる。
①と②の違いは、状況によりけりですが大まかに下記で判断しています。
A:その日の日中業務で疲れていないか?
⇒疲れていれば、深夜業務は眠気や集中力がないため、ミスを起こしやすい。そのため、その日は帰り翌朝早朝の対応を検討する。
B:やるべきことの残りのボリュームは?
⇒疲れているとはいえ、翌朝早朝になれば期限への時間が少なくなり余裕がなくなる。自分の業務スピードと残ボリュームで検討。
私の場合、①と②を使い分けて対応していますが、本質的にはこの対応にならないことがやはりベストですね。そのため、私は業務の全ボリュームと作業難易度、自分の予定を考慮して前もって終わるスケジュールを引いています。
体調不良や別案件のトラブルなどで何がおきるかわかりませんからね。。
お恥ずかしながらコンサルティング会社勤めをしていたころ、深夜(丑三つ時・・)の飲食中に緊急トラブルで呼び出され、早朝までかかって酔っ払いながらも対応し報告メールを当時の上司とお客様へ送信し、帰宅したことがあります。後日出社と共にどういった対応をしたのかをはっきり覚えていなかったのですが、対応内容は適切で何事もなく無事だったことは労いの言葉をいただいた反面、メールの誤字脱字・内容が支離滅裂・相当私のデスクが散らかったままのようで、こっぴどく怒られた経験があります・・・・・・・・
トラブル・想定外の事態の時はやむを得ず、深夜残業や翌朝早朝の対応をします。それは自分の担当分野や業務に対するプライドであり、それだけのフィーをいただいているからこそ、それに見合った価値を出す必要が有ると考えているからです。
なんでもそうですが、最初に頑張っていると後々楽になります。信頼関係、業務スケジュール、品質、予算(ノルマ)
品質とスピード、あなたならどちらを取りますか?
私なら、欲張りなので、品質・スピード・次の仕事を取ります!