アイデンティティ
最近、プレジデントブックスの「なぜ、セブンでバイトをすると3か月で経営を語れるのか?」を読んだのですが、共感できることが多かったです。
同じ値引きセールをするにも、単純に10%値引きよりも10%キャッシュバックのほうが反響が大きい。これはなぜか?
「顧客のために」ではなく、「自分が顧客だったら」の逆転の思考。
これ、単純なようで奥が深い。
会議などでも、「顧客のために」や「顧客志向」とうたい文句がでてきますが、実際は売り手側の論理が多く、売り手側が都合のよいように納得するための目的で使われている言葉だと思います。
書評を書くつもりはありませんので、このへんにしておいて、やはり企業経営に関してはどれだけ本質をブレずに持ち続けられるかだと思います。
ライバルが出てきたときに、ライバルを気にするのか?顧客を気にするのか?私が以前所属していた会社でも同じような光景を目にした記憶があるのですが、ライバルを気にするとモノマネ競争になり、抜本的で革新的なサービスはでてきません。
それはまた、チャレンジ力の違いとも言えると思います。
無から生み出すのはとても体力と資本と時間がかかります。逆にモノマネの場合、参考になる土台があり、ベースがあります。
食べ物でたとえれば、手料理なのか、レトルト食品なのか・・?
レトルトが楽で早いですけど、味は均一的で独創性がありません。手料理なら、料理をしながらの新しい発見や調味料の組み合わせ(失敗からの発見)があります。
かつての偉人たちも失敗から学び、成功した事例が多いですね。
無理・無駄といわれるものほど、ビジネスは成功する可能性が高いそうです。それは無理・無駄を徹底的に解決していこうと必死になるからではないでしょうか?逆に簡単にできてしまうことは、やはりライバルも簡単にできてしまいます。
そういう意味では、独創性を持った企業・事業内容・サービスはやはり強い。
人間も流行に追い回されず、確固たる信念を持って成功してきた方には尊敬する方が多いですし魅力的ですね。
私も㈱フィニクスも「良い意味での変人」でありたいと思います。
私の場合、顧客の視点を理解するためにも、「まじは自分が利用してみる」ということを最近は実践しています。
SNSのことを語っているのに、SNSを使ったことがない。
アパレルのことを語っているのに、服の購入は奥さんにお任せ。
ありがちなパターンですね。
中年以上には敷居が高いサービスであればあるからこそ、積極的にエンドユーザの仲間入りしていくフットワークが、独創性高いビジネスを生み出すのだと思います。