タクシーのCS戦略に学ぶ
CSとは、Customer Satisfactionの略で日本語では「顧客満足」です。
先日のブログ「無駄使いしませんか」のテーマでも書きましたが、タクシーに乗った際に作家の池波さんがチップを渡す内容をご紹介しました。
先日タクシーに乗った際に、上記内容の逆のパターンに遭遇しました。
それは、私がタクシーに乗り、お客様先に向かっていた時の出来事です。
タクシーがお客様先の信号2つ手前で赤信号で停車したので、「後2つ先の信号で停めてください。」と伝えたところ、運転手さんがメーターを止めました。
思わず、「そんなに手前から止めちゃっていいんですか??」とたずねたところ、「いいんです。早く止めて怒る人いないですし、気持ちよく乗っていただきたいので。例えば、1060円になるんだったら、980円でメーター止めたほうがお客様が喜びますし、私のことを覚えてまた乗ってくれますから。」とのこと。
これには感心しました。
お客側としたらちょっとでも安いほうが嬉しいですし、なんかの機会があればまた同じ運転手さんであって欲しいと思いますよね。
運転手側にとってもその時は少し損してもその後リピーターになってもらえれば十分元は取れます。
これってよくよく考えたら、CS戦略ですよ。お客様の満足を最大化(安く乗れて、気持ちがよい)すれば、リピーターにもなるし口コミにもなる。(宣伝費用の最小化)
私は気持ちよくなったおかげで、その一日は調子よく仕事できました!
様々な業種・業界のCSにも応用できます。
飲食の場合だと味も大事ですが、いかにお客様のロイヤリティを高められるかがポイントです。
特別な愛着を持っていただいたり満足感や信頼を寄せていただいたり、繰り返し買う(来店する)ことに何らかのメリットを感じていただく状態をどうやって作り出すかのヒントになっていると思います。
CSの哲学といえば、リッツカールトンホテルのクレドが有名ですが、一朝一夕でできるものではなく、表面上のサービスであればお客様はわかります。
CS戦略のいくつかのツールとして「マーケティングや販促技術、データマインニング」などありますが、それより大事なのは直接お客様に接する現場の方々の心が第一だと思います。
頭でっかちな「CS戦略」で様々なツールを導入したものの、現場の意識や行動が伴わないため失敗した例もたくさんあります。
「真心」こめてお客様とどう向き合うか?お客様はどう感じるのか?
日々勉強ですね。
「お釣りはいらないよっ」
・・・格好良いですが、機嫌よくはなかなか言えません 笑
ありがとう!という感謝の気持ちからはじめます。


